ビットコインとGoogleが出資したリップルの違いを徹底比較してみた!
仮想通貨というのは、インターネット上などで利用する事が出来る通貨の事で、その代表と言われている物の一つがビットコインです。
ビットコイン以外にも仮想通貨は存在しており、その一つがリップルです。
ただ、どちらも仮想通貨と言う事に関しては同じもので、さらにそもそも仮想通貨と言うものが良く分からないと思う人も少なくありません。
では、ビットコインとリップルには違いがあるのでしょうか。
まず一つ知っておくべき事は、仮想通貨であるリップルにはGoogleが投資していると言う事です。
またそれ以外にも有名な企業が出資していると言う所から考えても、将来性などの点から注目を集めていると言って良いでしょう。
ではそもそも仮想通貨であるビットコインとリップルでは何が違うのでしょうか。
ビットコインとリップルの違い
①創始者は誰なのか?
まず一つはビットコインの創始者は誰だか分からないと言う事です。
一応、中本哲史さんと言う名前は出てきますが、それは匿名であり、どこのだれなのかという事は全く分かっていません。
その中本さんが書いた論文にあったのがビットコインと言う存在で、その論文を見た有志たちで2009年に作ったのがビットコインです。
リップルの場合は創始者がはっきりとしていて、Jed McCalebさんが他の人を率いて作ったと言う事になっています。
まずこの点が両者の違いの一つです。
②仕組みの違い
ビットコインの場合はP2Pで取引をされており、さらに鉱物と同じで採掘できる総量には限界があると言う事です。
反対にリップルの場合はそういったデメリットなどはなく、1リップルを払えば様々な単位のお金に金銭を送受する事が出来ます。
勿論ドルや円だけでなく、ビットコインにも送受する事が出来る点は大きなメリットであり魅力だと言って良いでしょう。
ただ1000億枚が流通した時は新たに作る事は無いと言う事になっています。
③上限量の違い
実際に物事に価値を生むためには、無限にあってしまってはなかなかその価値を見出して貰う事は出来ません。
重要な事は有限であると言う事です。
従って、ビットコインもリップルもどちらも上限は設定されています。
ただその上限の値が違い、ビットコインの場合は2100万枚までと言う事になっています。
反対にリップルの場合は前述した様に1000億枚と言う事になっているので、単純に見て現在存在している、存在し得る数が全く違うと言う事になるのです。
④変化の仕方
ビットコインの場合は0枚から徐々に2100万枚に近づく形となっていますが、リップルの場合は既に1000億枚が存在しています。
増えていくのか減って行くのか、これもまた大きな違いだと言って良いでしょう。
⑤入手する方法の違い
ビットコインの場合は購入するか、他の人から貰うか、自分で採掘するか、この3つの方法となっています。
基本的に採掘と言うのは新たに得る為に計算を行って回答を求める作業の事で、上手に採掘する事が出来れば利益を出す事が出来ると言う事になります。
それは有るかどうかわからない金山から金を採掘する様な作業に似ているため、採掘と呼ばれています。
リップルの場合も実は入手する方法は同じです。
購入したりして手に入れる事も可能となっています。
ただ違うのは採掘をする目的と言う事です。
ビットコインの場合はそれ自体を採掘する為に計算を行いますが、リップルの場合は眼などの研究開発に貢献するとそのコインを貰う事が出来ると言う事になっています。
従って、結局は採掘を行っている為に、両者とも行っている事は似ていますがその中身や目的は少々違うと言う事を知っておきましょう。
こうして見てみると、両者には大きな違いがある様にも見えますが、似ている部分も沢山あると言う事が出来ます。
現在まだ仮想通貨と言う物自体があまり認識されておらず、良く分からないと言う人も少なくありません。
その為にどれも同じ様な物なのではないかと思われてしまう事も多々あります。
ビットコインとリップルに関しての違いを見てきましたが、真逆だとか違う点が沢山あると言う訳ではなく、似ている点も沢山あると言う事が言えるでしょう。
ただ現在、両者に関して共通して言える事は、どのように今後変化していくかが分からないと言う事です。
仮想通貨自体が今後人々の生活にどのように関わって行くのか、それによってもこれらの存在がどう変化していくのかが変わると言って良いでしょう。
また人々の認識が変わって行くと、仮想通貨の価値などもこれからどんどんと変わって行く事が予想されます。
従って両者に関しても、今以上にその違いを認識して利用する人も出てくるし、また両者の欠点を補った新たな暗号通貨が出てくる可能性も十分あると言えるのです。