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『いきなりクライマックス ②』-双極性障害-

市内の病院で『緊急に入院する必要がある』と言われて、その足で病院へとむかいました。
病院へは奥さんが一緒につれそってくれることになりました。
電車、バスを乗り継いで病院に行ったのですが、正直、その際の記憶がはっきりしてません。

ただ、『何でこんなことになってしまったの?』と何度も何度も奥さんにたずねていたことだけは覚えてます。
病院では、その後、僕の担当医になる女医Hさんにあらためて『双極性障害』だと診断をくだされました。
双極性障害がいったいどういう病気なのかが全くピンときてなかった僕でしたが、病名がつけられたことで何故か安堵したことだけは覚えています。

色々なことを矢継ぎ早に説明する先生の言葉通りに数枚の書類にサインを書きました。
書類にはたしか、『もし入院中に自殺や自傷行為などをする恐れがある場合は手をしばる可能性がある』と書かれてた気がします。
手続きを済ませたら、何故か屈強な看護師(男)の方が僕についてくれました。(因みに僕よりも体格が凄かったです)

看護師の方が僕と奥さんを入院病棟へと誘導してくれました。
今、思い起こしても曲がりくねった非常にややこしいルートでした。
まず、最初にナースセンターのようなところにつれていかれ、所持してるもの(スマホ、サイフ、ベルト、靴、パーカーについてるヒモ)を全てカゴに出すように言われました。

全部没収です。

そして、最後に看護師の方が僕の身体検査を行いました。自分を傷つける恐れがないものを所持していないかどうかを確かめるためです。
何だか罪人になったような気がしました。
ヒモ、ベルトなどはとくに自殺をするための道具にする可能性があるからなおのことだそうです。
その後、隔離病棟につれていかれ、ある部屋に入れられました。

途中、扉が幾つもあるのですが全て金属製で鍵付き扉でした。
看護師の方が腰についている鍵束を使い、その都度開けては閉めてました。
やはり、逃げ出そうとする患者さんがいるからなのだと思います。

ようこそいらっしゃい隔離病棟へ

広い白い壁に覆われた部屋。
部屋の中央にベットがポツンとあるだけでした。
他には何もありません。

でも、よくみたら部屋の角にトイレが設置されてます。
更に観察すると天井には監視カメラが設置されていて、マドは全てはめ殺しの状態でした。

扉は鋼鉄製。

そして内側にはドアノブがありませんでした。
そうです。
クビをつることができないようにしてあるのです。
うちの奥さんは手続きがあるとかで看護師さんと一緒に部屋から出て行ってしまいました。

完全に隔離状態。

まさに牢屋という感じでした。(鉄格子がないだけ)
持ち物を全て取り上げられ、その上、部屋にはベット以外に何もなかったので取り敢えず寝るしかありませんでした。
見知らぬ天井、白い壁。
ドアノブがない鋼鉄製の扉とはめ殺しの窓。

こうして約2週間に及ぶ隔離病棟での長い生活が始まりました。
入院生活は地獄そのものでした。

続く

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プロフィール

 

はじめまして
当サイトの編集長、佐藤伸一と申します。

以下に簡単な経歴や可能な業務などを記載しておりますので、ご覧ください。

経歴

都内でスポーツトレーナー、カイロプラクターとして約30年活動し、その後、プログラミングスキルを活かして独立する。

2015年合同会社クイッククリエイト設立

2018年までWEB制作、SEO対策、企画運営、整体·カイロプラクティック院の運営コンサルティング、企業コンサル、セミナー講構師、アプリ開発、電子書籍開発に携わる。

現在の業務内容

現在、主に行っている業務としましては、

上記の業務に加えて、個人コンサル、有料オンラインサロンの経営などをしております。

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